【いつも「なぜこうなんだろう?」という問いを持とう!】

多面的に何を見るのか?

う〜〜ん、全てにおいて、、、かな。



まず楽譜。

これもある程度のレベルになってくれば

2〜3冊見比べる習慣をつけるといいですね。


これはかなりいろんな発見があって面白いモンです^^


なぜなら、スラーや指使い、小節の配置など

全く同じものはほぼない。


出版社独自の考えのもと、

よくよく見ていけば重要視されていることがわかってくる。


指使いに力を入れている

譜めくりまで考え、暗譜しやすい小節配置。


ここで必ず手にして欲しいのは「原典版」

要は作曲家が書いてそれ以上ほぼ手を加えてないもの。


スタッカートやスラー、

これは校訂者の経験から裏打ちされているけど

理解せず「そんなもんなんだ・・・」

とやってしまうと、いつまでたっても

なぜそういうアーティキュレーションなのか・・

自分はこういう考えだからこの人とは解釈が違うな・・


ペダルはマークがあるから踏んで離して・・・ではなく

どのくらい響すのか?

ではどのくらい踏み込むのか?

時代によってどう使い分けるのか?


そんなことを練習、レッスンから体得してもらいたい。


それには初めから誰かが手を加えたものを

毎日毎日見て練習するのではなく

原典版はこうだけど、「なぜ」このおじさん 校訂者は

こう解釈したのだろう・・


この「なぜ」をできるだけ早いうちから身につけてもらいたい。


すべてにおいてそうだよね?


なぜ、こういう方式でこの人は解いたのだろう?

なぜ、この人はこういう意見なんだろう?

なぜ、先生はいつも同じことを言うんだろう?


人生も同じく多面的に見たら

答えは一つではないことがわかる。


ものごとの答えは、決して一つではない。

その一つに執着しすぎず(ピアノの場合だと1冊のみに頼らず)

そのほかの意見、解釈(複数の楽譜を見比べる)を学び

では自分自身はどうそれらを取り入れるのか?


なぜなら・・・

と その時は必ず説明できるはずだから!



こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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