【人工知能は人の職業のみならず心も奪う??】

昨日は免許の更新へ。。 

5年過ぎるのがが早い。。 




ニュースでは政府は2020年、オリンピックに向けて 

自動車自動運転を目指しているとか。 


 実現すれば、過疎地やお年寄りには優しい環境になりますね。 

 今、空港なども人工知能の導入で
本当に機能的になりつつある。 


自動といえば、はるか昔に
自動演奏なるものが出ていますね。 

もちろん今でも時々お目にかかりますが 

さほど演奏者の場を奪ったようには見受けません。 


自動演奏をず~~っと聴いていて心地いい人って 

ほとんどいないんじゃないかと。。 


調律師さんによると自動演奏ばかりのピアノは 

冷たく歳をとっていくと。 


そりゃそうだよなあ。 


そこに血の通う温かさとか
感受性、感性は存在せず 

いつも同じ指の圧力で微塵の狂いもなく演奏する。 


同じピアノでも演奏者により音色はガラリと変わる。 

これはその人の感性や分析、曲への想いはさまざま。。 

 一人として全く同じはないのである。 


常にミスなく演奏ということであれば、 

自動演奏のほうが上手であるけど・・ 


これから事務的作業はどんどん人工知能が
とって変わるだろう。 

オリンピックに向けて加速する。 


しかし
クリエイティブな分野は、人工知能では 

人は心に響かないのではなかろうか・・・ 


たとえば
この絵は誰々様の描かれた絵 

誰それ様の演奏、音色 


唯一無二の存在だからだ。 

血の通う人間だからこそ
様々な経験から人に訴えかける。 


芸術において一つのものにおいて
評価は分かれるけど 

だから人間らしいのだ。 


人生の答えは一つではない。 


現代は、特に日本は便利に すべてがスピーディになって 

熟成し時間のかかることが必要なことに理解が乏しくなりつつある。 


これは残念なこと。 

様々な考え、意見があるから
物事は磨かれていく。 


常に世の中が進化してきたように。。 


 人の心の移ろいは、なかなか複雑だ。 

演奏も昨日と今日では違う。 

日々変化していく。 


どんどん的確で便利になる中で 

日々移ろいゆくことにも関心を寄せたい。 


今後は意識してそう過ごしていく必要があるのではないだろうか・・ 

心を置き去りにしないために。。   

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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