新しい曲は すぐ弾かないことが上達するコツ!

新しい曲は すぐ弾かない!

どうでしょう、新しい曲をもらうと

どんな曲か両手ですぐ弾いてみたくなりますよね?

そして、毎日とにかく初めから最後まで通して終わり。

すると必ず間違えるところ、つっかえるとこが決まってくる。

でも、そこを追求するのはしんどいから

やっぱり練習方法はそのまま・・・

習慣はすぐに変えられないから

やはり人間、これまで慣れ親しんだ方法になっちゃいますね。


これは、ピアノの練習のみならず他でも言えませんか?


運動不足と指摘され


「ちょっとでもいいから散歩してください」


と専門家からアドヴァイスされる。



しか〜〜し

段々と例えば今の季節のように寒くなてくると

これまた難しい。

まあ、明日でいいか・・なんてね。。


練習方法もちょっと初めの5分を惜しまず変えてみる。



例えばあなたが先生からブルグミュラー 25の練習曲から

10番の「やさしい花」をいただいたとしましょう。

(上記写真参照)



ざっと弾く前に楽譜を机に広げ眺めてみる。

すると何やら発見しますね^^


お!同じメロディーが再度出てきている! 赤印

おお!同じリズムの形がこんなところに出てきている。紫印

おおお!最初約2段を譜読みしたら

ほぼ3分の2は譜読みが終わるではないか!!

おおおお!ならば青いところは中間部分だな!ってね^^  青印


そこから

どんなお花かな〜〜

指使いだの

フレージングだの

同じところでritがあるけどどう味付けしようかだの

ドンドン、様々な味付けをしていくわけですね。


以上のことは作曲家が意図して作曲していることなので

まずはじめにその意図を汲み取ってあげましょう^^


曲は勝手に近づいてきてはくれないけど

この一手間を加えることで、

あなたから曲にドンドン近づいていけます♪


ブルグミュラーあたりでそういうことを習慣にしておくと 

その後、難易度が上がっても楽しく応用していけますよ!!




こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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