ピアノを習うことは投資or消費?

さて、ピアノというと

余暇に習う、

ドレミくらい弾けるようになってほしい

女の子だからピアノくらいはね!

中には初めからプロを目指して音楽的英才教育を!

本当に人それぞれ千差万別だと思うのです。




習うにあたりどれが正しくて正しくない

ということはありません。


「10,000時間の法則」

これよく聞きますが、

やはりそのお稽古事に熱心に割いた時間というものは

嘘をつきません。


4歳頃から始めて約10年後の14歳頃。

コツコツやっていればソナタなど弾いているはず。


この時、どんな風にピアノとお子さんが

接していて欲しいでしょう?


・勉学に重きを置いて息抜きも兼ねながら

 それでいて机上以外から成長もしていて欲しい


・多少、コンクールに入るくらいの腕前になっていて欲しい。


・音高、音大を目指すレベルにはなっていて欲しい

 (例えば、進路は本人が決めればいい とか)


もちろんお子さんは分身ではなく

1個人なので思うようにならないことも

年齢が上がるにつれ増えていきます。


上記のような願いを親御さんが持っていても

必ずしも思うようにはならないことも・・


ここで

趣味程度ならピアノは無駄・・

ピアノの時間を他に回すべきだったのかもしれない


などなどおっしゃる人もおられますよね?


だけど、これは習い始めるときに

どういうマインドを持ち、習うかで変わります。


まずは、ピアノの腕前もだけど

・あいさつもできる、

・人前でパフォーマンスできる勇気を養う

・粘り強さを養う

・コンクールの結果から改善点を見出す改善力を養う

・転んでも起き上がるメンタルを養う


投資というものは複利というものがありますが

それは初めは結果がわからないもの。

ある程度の年数から曲線が変わってきますよね?


では消費。

買ったものの使わなかった。

その時の衝動で買ってしまった・・

何も身についていない・・


ピアノのお稽古も投資に変えていくのか

消費にしてしまうのかは

その人の考え方次第。


コンクールの結果が芳しくなかったから

愚痴を言って消費にしてしまうのか

次に繋げるために

「どうするのか?」と能動的に自分に親子で

考えるのか、この差は後々雲泥の差となります。


コンクールのみならず、好きで続ける場合も

壁にぶち当たると

「なぜお稽古するんだろう・・・?」

ということは必ず起きます。


その時、ピアノを習って体得した実感した

メリットや嬉しかったことを書き出して見るのも一つです。


教育というものは、ほぼほぼ投資ですね。

まだ海のものとも山のものともわからないんですよね。


しかし

昨年できなかったこと、半年前できなかったことが

できるようになっている

これは投資として結果が出ていますよね^^


消費的感覚に親御さんが陥らないということも

前へ進んでいける力になるのではないでしょうか!

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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