成長過程における7年周期

子育て、人を育てるということほど

「辛抱」「忍耐」を必要とされることは

この世にないかもしれません・・


以前も引用させていただいた

子育て、人育ての鍵は「信望」

 by 加藤健志コーチ 

 加藤健志コーチは、金藤理絵選手をリオデジャネイロオリンピックで 

200m平泳ぎで金メダルに導いた人ですね。


「信望」=信じて望みを持ち続ける ということでしょうか。




おそらく7歳頃、親御さんに反抗的になったり

周囲の大人にいたずらなどして困らせたりする第1反抗期。

2、3年前では考えられないほど

お口は達者になっております 笑


14歳前後、かなり親御さんを遠ざけ

自分の世界に入り込み始める第2反抗期。


アカデミアの親御さんたちもこの時期に

親の言うことは聞かなくなってきました。

と、おっしゃいます。


第1反抗期は第2反抗期への入り口に立ったとも

言えるのかもしれませんね。


第2反抗期は近親相◯を避けるための本能と言われます。

なので反抗期があることは順調な成長過程にいる。


第1反抗期で大切なのは、我慢がたまったり良い子を演じていると

例えば学校で自分よりおとなしい、優しいお子さんなどに

イジメをしてストレス発散してしまうということもあります。


お調子に乗りすぎることも放置しておくと

自分のことしか考えられず、暴力的になったりもしますね。


これがこの時点で許されてしまうと

後々、成人してからも同じことを繰り返しやすい。


反抗期の度合いは人それぞれなので比べることはない。

その時の環境や事情によっていろんなことがあります。


14歳までは親御さんや家族の因果などを背負っていて

それ以降はその子ども自身の因果を背負っているとも聞きます。

14歳まで忍耐強く諭したり、時には叱ったり

躾けたりということを親がしておけば、

それ以降はその子の中に軸が宿っているので

迷うことがあっても大きく道をそれることはないとか。

(ただ厳しければいい、虐待のような躾はこれまた論外です。

必ずそこにエゴではない愛情があるか ということ)


何れにしても、その時期あたりから「親」という感じ同様

立って木から見る(見守る)

すべて手を差し伸べられることは徐々に減っていくのですね。


こういう難しい時期に親御さんのみでえこみく(辛抱)なるのでなく

親御さんの信頼おける大人にお子さんを触れさせていくのも

私は大切なことかなと思います。

お稽古事はその一つですね!


少し距離があるそれでいて親御さんとの風通しが良い人からだと

親御さんと同じことを言っていても

親御さんの言うことは頑なに拒否するのに

なぜかすんなり受け入れることができる場合も。


我々も思春期に経験ありませんか、こんなこと 笑

私はありましたよ^^


7歳頃からどんな大人と触れ合っていくかということも

その後の人生や考え方に大きく左右されます。


私も多くの方々にこれまでご迷惑おかけしたことは間違いないので、

なかなかその方々にお返しすることはできないけど

次の世代のお役に立てることは恩返しとして協力します^^


いわゆる学校の勉強はツール。

上質のツールをたくさん持っているだけは宝の持ち腐れ。。

それをより豊かに活用できる人になっていくには

「想像力」と「想像力」と考えています。


ピアノもドンドン上達すれば嬉しい。

だけど足踏みすることがあっても構わない。

ドンドン前へ進めなくても、こっちだ!と少し先から光を指し示せば

必ずそこからでれるのでね^^


反抗期

周囲の大人の覚悟や本気度が問われる時期かもしれません・・

だけど,たまには肩の力も抜きながら^^

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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