パッセージってわかるかな?

よくこの「パッセージが難しくて」 とか、

年齢が上になってくるにつれ お兄さん、お姉さんたちがよく使ってるよね。 

きっと聞いたことがあるんじゃないかな? 


古典派と言われる時代から ロマン派にかけて

より華やかさを演出するために 使われている。 


例)ベートーヴェン:ソナチネ 作品79 第1楽章 ト長調


では上記の楽譜を参考にしながら探していこう!


音階 

これはみんなの敬遠??しがちな音階練習。 

ドレミファソラシド だね。 

片手だとうまくいくけど両手になると難しかったりしますね^^ 

でも、曲の中にたくさん出てくるから幼い頃から練習しなきゃいけない。 


分散和音 

これはドミソ、とかドファラを

いっぺんに一緒に鳴らさずに 分散して演奏していく。 

いっぺんに響かすのと曲のニュアンスが違ってくる 


グリッサンド 

これはみんなの憧れ! 

白鍵や黒鍵の上を滑らすようにスピードを持って演奏する。 

これは見ていてもカッコいいよね^^ 


上記のことがソナチネなど入ってくると 楽譜とにらめっこしてごらん! 

絶対たくさん散りばめられているから♪ 


さらに上達してくると 


3度 

ドーミ、ファーラといった3度の音程 


6度 

ドーラ、ファーレといった6度の音程 


オクターブ 

ドード、ファーファ、といった8度の音程 


これらのパッセージが出てくる。 


こうして見てみると、

やはりソルフェージュも 音階練習も分散和音の練習も

必要なことがわかるかな? 


これらはクラシックのみならず ポップスでも使われているから 

やはりクラシックをやっておいて損をすることは全くない。 


まずは基本を徹底的にやって 読譜力をつけ読解力をつけていこう! 

すると例えば、ただの2ページの世界も 

すごいことが起きていることに気づくから。。   

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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