今日はもう音楽を◯◯したかい? by シュナーベル


「今日はもう音楽を◯◯したかい?」 by シュナーベル


皆さん、◯◯の中に入る言葉、わかりますか?


正解は

「奏でたかい?」


シュナーベルという人(1882ー1951)は

ポーランド出身のピアニストで晩年のブラームスにも認められた

主にベートーヴェンの演奏で世界的に名高い。


「練習する」とか「弾く」という言葉

なんだか時に威圧感を日本語でも感じませんか?

どこか義務的で楽しむ余地がないような・・・


だけど「奏でる」という言葉。

白と黒の鍵盤のみに意識がいくのではなく

自分が放った後の音の余韻、音色を味わえる気がしませんか?

肩の力も心なしか抜けませんか?


日本は湿度が高く住宅事情も厳しいので

なるべく外へ音が漏れないように・・と

だけどそれは響きを聴くことが薄れる状況。


お部屋やサロン、ホールの中へ

音の香りをいっぱいにする。

要は鳴らした音が空気の振動で

耳には音として聴こえるわけで

そこの音を自分も味わえるところまでいくと

表現力も増しますよね。

いうは易し 行なうは難し・・ですが。


毎日、音を今日はどう奏でようかな?

この曲が昨日よりさらに素敵に響かせ奏でるには

どうしたらいいのかな?

って自問自答してピアノに向かう習慣をつけてみましょう。


私も来週の今日、

どう美術館で響かせようかな、奏でようかなと^^


音の音色、響きに耳をもっともっと毎日、傾けてみましょう!


さて

今日はもう音楽を奏でたかい?




こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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