良薬 口に苦し!

台風一過となりましたが、風がまだ強いですね。

レッスンは通常通りできそうで安心しました。


さて、

夏休みも様々なコンクールがたけなわでした。

皆さん、悲喜交々といったところですね^^

懸命に取り組んだけど、本番でミスをしてしまった・・

どこかこのくらいで大丈夫と脇の甘さがあった・・

とにもかくにも練習不足・・

レッスン中、集中力に欠いていた・・

本番で間違いはないけど不発に終わった・・

(表現力が乏しかったり、間違えたくない一心で萎縮した演奏になったり)


おそらく結果が出ない時の多くの場合は

上記のどれかに大まかに当てはまるかと・・


アスリートと一緒で短い曲なら短距離選手と同じく

よ〜〜〜い ドン!!

となると約1分後には終わっている。

だけどその1分のために数ヶ月、来る日も来る日も練習するわけで・・


長い曲なら長距離選手同様、様々なことに配慮して

集中していかなくてはならない。


演奏中は気をつけたいところもほんの一瞬で通り過ぎて行き

自分の中では「あっ・・・」っと 音は間違ってなくても

やってしまった・・ ってなってしまう。。


まだまだ幼い頃は、許されることも

年齢とともに評価も厳しくなっていく。

これはごく自然のこと。


ハイハイできなかった赤ちゃんができれば

皆んな笑顔になるし褒めちぎる。

だけど、なにか病などではない限り、

5歳になる子がハイハイのみしていたら

「もう2足歩行だよ!」

なんてお尻を叩かれるはず^^



コンクールが成長させてくれるのは

こういうところもあると思う。


テクニックじゃないところも気づかされるところもありますね。


1回しかないチャンスで最高のパフォーマンスをするというのは

日々の練習、レッスンのあり方にかかっている。


人間だから限界に達するごとく積み上げてもミスすることはある。

伸び悩むこともある。

だけど、それ以外の時はなにか心に引っかかるものがあるはず。

それに目を背けず、修正していく人が

必ず真の成長を遂げていく。


なにか挑戦すれば結果が出るけど

得られる財産も大きいですね。




こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

0コメント

  • 1000 / 1000