「薔薇」 見ないですぐ書けますか?

「薔薇」 

もちろん、皆さん読むことは簡単ですよね?

そう「バラ」


しか〜〜し

今すぐ見ないでかけますか?

私、見ないと書けません。

もちろん、何回か練習して頭に入れれば書けるでしょう ^^


さてさて

なぜこのような質問をしたかというと

例えば楽譜に書いてあるものは譜を読むことはできる。

だけど、それをきちんと表現や音価を守っているかというと

頭では四分音符や二分音符、リズムをわかっていても

実際は演奏できていない、聴けていない・・


そこで例えば聴音することで

耳で聴き、音程や音価、リズムを聴き取り

脳みそで理解して五線紙に書く。


ハーモ二ーを聴くこと、分析力を楽典から知ることで

曲の理解度が増すし、自分で紐解く力をつけていくのは

自分自身が楽しくなりますね!


これ、はじめに説明した「薔薇」と似ていませんか?

視覚的には認知して読めるけど

実際書くとなると輪郭はわかるけど

正確に書くのは  「・・・・・」


今回、「夏のソルフェージュ集中特訓」と題して

受講希望者の弱点をつついているのですが

演奏面で成果が出つつあります。


二分音符がフレーズの最後に来ると

多くのお子さんが短くなりがち。

これが、耳から鍛えているから、

自分で短いと認識できつつある。

音符も少しづつ数えなくてもさっさと書けつつある。


今ひとつ理解できていないリズムが

把握できつつある。


なかなかコンクール曲などあると

時間がないのでソルフェージュは少し触れて終わりになりがち。


親御さんもじっくりソルフェージュをやることで

ピアノの演奏に理解力が増すことを実感していただいているようで

嬉しいですね。

「ああ〜〜、なるほど、こういうこと!」ってね。


「集中特訓」ですが受けているご本人達は楽しいようです^^

この暑い夏、音楽的な「耳」と「脳」を鍛えましょう♪



こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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