もし彼らがピカソやクリスティアーノ・ロナウドみたいになれたら、素晴らしいことだけど、それはおまけに過ぎない

「もし彼らがピカソやクリスティアーノ・ロナウドみたいになれたら、

素晴らしいことだけど、それはおまけに過ぎない」

by マドンナ


とても還暦を迎えるようには見えないマドンナ様。

昨年からアメリカからポルトガルへ移住してらっしゃるんですね!

それは養子に迎えてるご次男のサッカーの英才教育のためとか。

サッカーもトップレベルの英才教育となると

試合など計画通りではなく、かなり親御さんが振り回されるようですね。。

マドンナ様も御多分に洩れず、、


そこまでしているからには

是が非でも成功したサッカー選手のためかというと

マドンナ様はそうではなく

「よく“本当に息子を成功したサッカー選手に、

長女をダンサー、長男を画家にしたいのか?”って訊かれるけど、

私はいつも違うって答えているのよ。

私は、子供たちには愛情にあふれ、

思いやりと責任感がある人になって欲しいの。

私が望んでいるのはそれだけ。どんな道を進もうが構わない。

ただ、肌の色や宗教、性別に関係なく、尊厳とリスペクトを持って

他の人たちに接するいい人になって欲しい。

これが1番重要なことよ。わかるでしょ? 

もし彼らがピカソやクリスティアーノ・ロナウドみたいになれたら、

素晴らしいことだけど、それはおまけに過ぎない」 


スポーツや芸術の世界って

ゆるくその人のテンポでやってもヨシ!

マドンナ様のご次男のように早々から英才教育を受けて

トップレベルを目指してもヨシ!


ただ、ここでトップレベルの英才教育を受けたからといって

すべての人がプロにはなれない。

それが無駄であったかというとそうではない。


ただただ競い合って成功するのもアリだけど

私は、どんな英才教育にも「愛」があってこそと思っている。


紆余曲折を早い時期からする上で

やはり親御さんや指導者や周りの人たちの「愛」があれば

心折れることはあってもまた、チャレンジするエネルギー、勇気に変えていける。


「突き抜ける人」は、今にフォーカスしている。

こんなことをして将来、どうなるんだろう・・

とか

あまり芽が出なかったらこの時間は無駄なのではないか・・

という考えは一切ない。


今できること、二度とないこの時間にフォーカスし

エネルギーを注ぐ。

将来なんて、こんなに早く世の中が変わる今

これが一番!っていうのはないんじゃないかな。


「今」というこの瞬間の積み重ねが未来に実績になっていくだけ。

だからピアノで言えばコンクールで入るも落ちるも

今にフォーカスしていればあまり一喜一憂することではない。

結果からまた「今」をどう過ごすか、改善するか。。

それに尽きる。


各々ができることを趣味であろうが、ライフワークであろうが

英才教育を目的としていようが、根本的な「今、このとき」という時間は

なんら変わりはないのである。


そしてピカソやクリスティアーノ・ロナウドのようになれなくても

その人そのものはなんら否定されるものでもない。

必ずその経験は、人生のどこかで活かされるから。


そんなことをマドンナ様は短いインタビューの中で

語ってくれているように感じます。。


マドンナのように成功者だからそのような大きな決断ができると

いう人もいるかもしれないけど、私はそうではないと思うんですね。


そういう「今」の決断、行動を以前からして

周りの人へも感謝を忘れない。

こういうことを徹底していたからトップレベルまで突き抜けたのではないかと。



コンクールも懸命に日々、準備し本番に臨んでいれば

「おまけ」が来る。

趣味やライフワークでもその人が何をピアノから学びたいのか明確にし

そこをブレずにやっていれば必ずその学びから「おまけ」が来る。


大人の人も子供達も日々、「今」やるべきこと、課題を

ブレずにやっていきましょう^^

忘れた頃に「おまけ」がくるはず♪








こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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