休符、聴いてますか?聴かせてますか??

楽譜に頻繁に出てくる休符。

まず最初に知るのが四分休符ですね。


この休符、日本語では「休む」となっているから

なかなかやっかいなのである。

ただの空白、音がない、お休みって思いがち。


だけどね、

そこは音があるより、フレージングや音楽的観点から

そこに「間」がほしいから。

ハッとするような・・


だけどただ休むと学校でよくやる

「気をつけ〜!! 休め!」

みたいな緊張感のない「だら〜〜〜〜っ」とした時間になりがち、

もしくは休符が抹殺されてたりね。


それはあってもなくてもあまり効果のないものになるし

素敵な「間」のはずが「魔」になってしまったり。。


休符だって存在感をアピールして欲しいのだ。

ここにいるってね。


だけどそこまで気持ちを汲んであげてるかな?

大切にしてるかな?


ほんの零コンマのことで見落としがちだけど

本物の上手な人たちっていうのは

その零コンマを大切にして活かす。


その零コンマがいたるところに存在するのだから

それをするのとしないのとでは

大きく曲の表情が変わることはわかりますね!


クラシック音楽の場合、楽譜に書いてあることで

無駄なものは一切ない。

そして書いてあること

その見えないところまで手をかけたかどうか。。


これは日々の練習の内容になってくる。


あなたは零コンマの「間」に耳を傾けていますか?

愛情を注いでいますか??


レッスンでこの辺りを特訓された人

本番で恐れず表現しよう!!



こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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