【演奏動画 バッハ インヴェンション第9番】

バッハ インヴェンションシリーズ 

今日は第9番 ヘ短調をお届けします。




J.S.BACH 

INVENTION No,9 f-moll

PIANO 

MIYUKI KODAMA 


 J.S.バッハ 

 インヴェンション第9番 へ短調

 演奏 こだま美由希    


第9番

こちらも第5番と同じ手法による。

冒頭、右手4小節のテーマと左手の対位句。

その後、声部の交換があるが常に保たれていく。

こう見ていくと、2重フーガともいえるだろう。

形式的には2部分に前後分けて考えることができよう。



バッハの原譜には一切デュナーミックやテンポの指示は書かれていないし

我々が普段使用する楽譜に指示されている装飾音も

中にはバッハ自身の指示か他の人が後から加えたものか

定かではない点も多く、人それぞれの解釈により異なり

演奏する上で難しい問題もある。


原典版を一般学習者が向き合うのはハードルが高いが

指導者の的確なアドヴァイスの下、紐解いていくことが

とても大切なことですね。

指導者自身のインヴェンションへの深い理解、分析力、

これも若いレッスン受講者のバッハの愛着への影響は多大である。


参考する演奏も特定の人のみを繰り返し聴くのではなく

優秀な奏者の演奏に数多く触れていくことも忘れてはならない。


それだけ、奏者によって個性、解釈が違うということだ。

どの人が正しい、間違いということではない。


指導者の責任が大きいバッハのレッスン。

インヴェンション、バッハのみのレッスンを受講してみたい

そんなピアノの先生がおられたらお問い合わせくださいね!

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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