【演奏動画 バッハ インヴェンション第3番 ニ長調】

バッハ インヴェンションシリーズ 


今日は インヴェンション第3番 ニ長調をお届けします。 



J.S.BACH 

INVENTION No,3 D-Dur 

PIANO 

MIYUKI KODAMA 


J.S.バッハ
インヴェンション第3番 ニ長調 


ピアノ

こだま美由希


インヴェンションとツェルニーの練習曲のテクニック習得は違うもので

ツェルニーをやっているからインヴェンションはやらなくていい 

ってことはないですよね。


なぜか? 

ポリフォニーに親しむのはバッハは最適。 

メロディーと伴奏という形はポリフォニー後のもの。 

楽器が発達していくことにより得た恩恵ともいえるのでは! 


さてさてポリフォニーってなんなの? 

俗にいう左が伴奏という概念ではなく
2つのメロディーが存在する。 

要は右手と左手がそれぞれ指示された通りに 

2人の奏者(例:ViolinとCello)が演奏しているごとく 

一人で演奏しなくてはならない




ユニゾンで動いているわけではないから 

フレーズの歌い初めはずれているので 

いかに難しいことを要求されているかわかりますよね? 


インヴェンションは2声で、
まず左右別々に練習。 

おっとその前に 

MotivやTema,対位句、 

どう転調しているのか 

指使いなど

必ず分析、記入しましょう! 


では、インヴェンションを上手になるために 

補助的な教材ってあるの? 


インヴェンションにいく前に 

クラヴィーア小曲集 

アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳など 

慣れ親しんでおくことは大切かもしれない。 

上記の教材をすべて学んでインヴェンションということはなく 

タイミングをみてインヴェンションへ。 

私はインヴェンションもすべて学ぶ必要があるかというと 

2声に慣れ、練習の仕方も理解が増せば 

3声のシンフォニアにいけばいいと思う。 


インヴェンションはあくまでポリフォニーに親しみ 

3声にいくための下準備。 


やはり、バッハはバッハから学ぶしかない。 

あのショパンだって午前中の練習は 

バッハの平均律をゆっくり練習したというし 

バッハやモーツァルトが弾けない人が 

僕の曲を弾くことはできないとも。 

ショパンはお弟子さんのレッスンで
徹底的にバッハをしごいたとか。 


インヴェンション、特に3声以上のシンフォニアは

ツェルニーやハノン以上にマスターしたあとも

練習することで分析力、和声感もトリル、指の敏速さ強さも

養われるのでやらない手はないですね!


さてさて
バッハを幼い頃からやっておく重要性 

わかっていただけましたか? 


 p.s. 

レッスン生や保護者さんで

もっと詳しく聞きたい
質問がある人は、レッスン時にたずねてくださいね。 

レッスンだから文字より伝えられること
伝えやすいこともありますから! 

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

0コメント

  • 1000 / 1000