【急がば回れ】
急ぐからといって慣れない近道を通れば、
道に迷うなどして、かえって遅くなるもの。
それよりも、多少の手間や時間がかかる回り道であっても
本道を行くほうが、結局は早く目的地に着くということ。
連歌師の宗長が詠んだ
「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」から。
故事ことわざ辞典より
文明も開花していまやAIに人間が振り回されるような感じ・・
チャップリンの映画さながらですね。。
だけど人間世界が大きく変わっても
自然や動物の生き方、あり方は変わってないんですよね。
人間の都合で行生きる場所を失ったり、
環境の変化を余儀無くされたり・・
人もあまりにも便利になって
待つことや忍耐や思いやりといったことが
習慣になりにくくなっているのかもしれません。
特に日本はほぼ狂い無く電車の来るお国ですから。。
このAIの進んだ時代にピアノをバッハやモーツァルトといった
音楽を学ぶのは、なんともクラシカル。
アナログ的かもしれません。
しかし、AIが進めば進むほど
アナログも大切になっていくと思うのです。
ネット上でフェイクニュースなど
何が本当かわからない。
手軽さだけに偏るのではなく
バランスがこれからは大切になっていくんじゃないかと。
そして信頼関係。
ロボットにはない人だからこその温かみ。
キレる子供、大人が多いのも
じっくり待てない、譲れない、結果のみにコミットする・・
そんな偏ったことも原因の一つかと。
ピアノは舞台に立てば華やかですが
日々やっていくことはかなり地味な練習ばかり。
幼いころからやるべきことを一つ一つ
焦らず積み上げていくことを肌で知っておくのも
これからの時代はとても貴重になっていくのではないでしょうか?
少し焦ったりうまくいかないときは
急がば回れをおもいだしてみませんか?
心を育てる、
心をケアする、
心指しが同じ人と出逢う、
心触れ合う、
心が枯れないよう、日々大人の我々が
心がけていきたいものですね!
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