【夏休み!親子で聴いてみよう 〜動物の謝肉祭 サン=サーンス作曲〜】
夏休み!親子で聴いてみよう!
動物の謝肉祭 サン=サーンス作曲
1.序奏とライオンの行進
2.おんどりとめんどり
3.らば
4.亀
5.象
6.カンガルー
7.水族館
8.耳の長い登場人物
9.森の中で鳴くカッコウ
10.大きな鳥かご
11.ピアニスト
12.化石
13.白鳥
14.フィナーレ
どれも1分〜2分の曲だけど
とてもよくお題の通り描写できていて
親子で楽しめる作品。
最後のフィナーレは、これまで登場した動物たちが
出てきて本当に楽しくユニーク。
友人が主催する謝肉祭の音楽会のために
遊び心と皮肉を織り交ぜてかいたんだけど
作曲当時も今も聴き手を楽しませてくれる曲。
サン=サーンスさまは出版にあたっては
あまり乗り気ではなかったみたい。
まあ、彼にとっては遊びでかいたわけで・・・
しかし、これまた皮肉なことに
彼の代表作の一つとなりました。。
学生の頃、日本のお師匠さまとオーケストラと
共演させていただいた私にとっても
とても想い出深い曲。
ピアニストはわざとめちゃくちゃ始めをずらして
だんだん上手になっていくというストーリーにしたり。。
お師匠さまは、私がきちんと演奏するのか
ご自身の演奏も抱えながら気が気ではなかったことと・・・
今ならその気持ち、よくわかるわあ。。
今となっては良き想い出。
さて
サン=サーンスさん
フランスはパリに産まれ、叔母さまからピアノの手ほどきを受ける。
10歳で正式にピアニストデビュー。
かなりのマザコンで結婚は破綻。
性格もイマイチ、だけど頭は素晴らしく素晴らしい。
絵画、天文学、詩人、数学、作曲、オルガニスト、ピアニストとして
第一線で活躍。
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