【考える力を養う機会ってどんなこと?】

昨日は呉の公声堂ミュージックフェスティバルにて

審査をさせていただきました。


皆さん、本番当日のために

懸命に準備してこられたことがとてもよく伝わりました。




そして先生方のご尽力も。。。


講評では、左右のバランス、バスと内声のバランス

ペダリングなどほんの少しアドヴァイスさせていただきました。



自分のレッスン生も含め

若い人たちが奏でる姿を見て聴いて

その1回の本番の舞台で何を伝え表現するのか・・


自分自身の力を100%発揮するというのは

難しいことだけど

その曲に対する愛情、想いというものが

強ければ強いほど伝わるもの。


最近は試行錯誤して学ぶってことは

あまりないのではないかなと。


ネットも発達して知りたいことは

すぐ教えてくれるし

連絡も地球の裏側とだって

メールという手段でスカイプ等で一瞬で取れる、

様々な分野も地方でも優秀な先生がおられる。

指導を仰ごうと思えば昔より簡単なわけだ。


その反面、試行錯誤して何かを創り上げていく

答えのない世界で自分の価値観、創造力を磨いていく。

考える力を養っていく。。


こういう機会が日本はかなり少なくなっていると感じる。


ピアノを学んでいるお子さん達は

どんなバランスだと美しいのだろう

最適な指使いは?

曲の作り方

などなど多いにドンドン、ピアノを学ぶことで

「考える癖」をつけていただきたいなあと。


問い 学び 音にすれば=楽しさがある


そんな想いを巡らしながら会場を後にしました。


p.s.

昨日は、公声堂の社長さん、薫先生をはじめスタッフの先生方

お世話になりました。







こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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