【考える力を養う機会ってどんなこと?】
昨日は呉の公声堂ミュージックフェスティバルにて
審査をさせていただきました。
皆さん、本番当日のために
懸命に準備してこられたことがとてもよく伝わりました。
そして先生方のご尽力も。。。
講評では、左右のバランス、バスと内声のバランス
ペダリングなどほんの少しアドヴァイスさせていただきました。
自分のレッスン生も含め
若い人たちが奏でる姿を見て聴いて
その1回の本番の舞台で何を伝え表現するのか・・
自分自身の力を100%発揮するというのは
難しいことだけど
その曲に対する愛情、想いというものが
強ければ強いほど伝わるもの。
最近は試行錯誤して学ぶってことは
あまりないのではないかなと。
ネットも発達して知りたいことは
すぐ教えてくれるし
連絡も地球の裏側とだって
メールという手段でスカイプ等で一瞬で取れる、
様々な分野も地方でも優秀な先生がおられる。
指導を仰ごうと思えば昔より簡単なわけだ。
その反面、試行錯誤して何かを創り上げていく
答えのない世界で自分の価値観、創造力を磨いていく。
考える力を養っていく。。
こういう機会が日本はかなり少なくなっていると感じる。
ピアノを学んでいるお子さん達は
どんなバランスだと美しいのだろう
最適な指使いは?
曲の作り方
などなど多いにドンドン、ピアノを学ぶことで
「考える癖」をつけていただきたいなあと。
問い 学び 音にすれば=楽しさがある
そんな想いを巡らしながら会場を後にしました。
p.s.
昨日は、公声堂の社長さん、薫先生をはじめスタッフの先生方
お世話になりました。
0コメント