【心をこめて演奏する そして・・・】

コンクールであれ、発表会であれ、演奏会であれ

心をこめて演奏する。

これは非常に大切なことですね!

先月訪れた 京都大原三千院の弁財天さま

弁財天さまは芸能の神さまと言われていて

インドの古代神話に登場する女神。

仏教音楽の「声明(しょうみょう)」が魚山で初めて作られた場所とか。


本番の近い方々にパワーが届きますように・・・


本当に緊張した空気の中で

心を込める

これってとても難しいというか、

ある程度の余裕

ここまでやったという自分を信じる力


そんな土台があってこそだと思うのです。


その土台があれば

自分の想い、感じている気持ちを

伝えたくなる。。

自然とね。


ピアノに限らず

どの分野もそういう土台があって

熱い気持ちが人の心を動かし

感動を呼ぶ。


感動してもらおうと画策して

人の心は動くものではないですよね。


もちろん、お稽古事の主軸はさまざま。


サッカー少年がピアノが大好きという気持ちで

継続している場合、

おそらくピアノにさける時間は

ピアノのみを懸命にしている子より少ないでしょう。


しかし

この限られた中でできることをし

舞台に上がったなら

感動は伝わります。


サッカーも好きだけどピアノも好き

だから時間のやりくりをして本番にも出る。


人により様々だし、様々でいい。


本番に出るからには

どんなバックグラウンドであれ

諦めない、レッスンでやってきたことを

最大限試みる勇気を持つこと。


そうして一つづつ経験を積み

次へ繋げていけばいい。


人は

「失敗しませんように」

と念じるのみの演奏を聴きたいわけではない。


もちろん念じるけどそれのみになると

こじんまり小さくなってしまう。


その曲から何を感じ

どう解釈し

何を伝えたいのか!


その想いは必ず伝わる。

ここに尽きると思うのです。

年齢問わず・・



明日は私も審査員を務めさせていただきます。

今から素敵な演奏に出逢えることを楽しみにしています。



こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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