【善き人のためのソナタ】
すでにご覧になっておられる方も多いかと。。
「善き人のためのソナタ」
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督
(Florian Henckel von Donnersmarck)
2006年のドイツ映画。
東ドイツのシュタージのエージェントを主人公にしたドラマで、
当時の東ドイツが置かれていた監視社会の実像を克明に描いている。
第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞している
主役ヴィースラー大尉を熱演した名優ウルリッヒ・ミューエは
その後、ガンで亡くなられている。
今は、ドイツは一つ。
東西統一前をかなりリアルに描いた映画の一つとして
この映画ははずせない。
国に忠誠心を誓いつつも あるソナタの曲を聴くことで
ヴィースラー大尉は心を激しく揺さぶられる。
いくら忠誠心を誓っても 心までコントロールできないことがよくわかる。
人の心の奥、欲望、嫉妬、、、 を、如実に表現した内容の濃い映画。
秋の夜長にオススメしたい映画の一つです。。
p.s.
ドイツ演奏旅行へ行かれる方は
ぜひご覧になってみてくださいね!
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