学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話

少々遅れて、以前から読みたかった

坪田信貴著 

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」

を読みました。



坪田先生とさやかちゃんの信頼関係のある

愛情溢れるやり取りにひきこまれたなあ。



「子供にとって

受験より大事なのは

絶対無理って思えることを

やり遂げたという

経験なんです。」


ピアノも同じ。


無理と思う曲を、コツコツ投げ出さず練習することで

自分を信じる力に変え本番に挑戦する。

これまで弾けなかった曲に挑戦する。


また、さやかちゃんが坪田先生のマンツーマンの授業を受けるにあたり

先生のアドヴァイスは本当に素直に実践している。


そこが素晴らしい信頼を生み、

ありえないという奇跡をもたらしている。



「ピグマリオン効果」

教師や親が「本気」で期待したら

子供は無意識にそれに応えることらしい。


ピアノのレッスンと似ていて

先生、お母さん、お子さんのこの三角の関係が良いと

集中して伸びやすいと言える。


世間一般の常識に立ち向かうああちゃんこと

お母さん。


近くで見る人は、過保護とも映るかもしれません。

それでも、信念を貫き通す

なかなかできることではありません。



しかし

深い愛情と信念はお子さんに通じるんですね。


特に思春期

どんな大人に出会うかで大きく人生が変わると

私は思っています。


私も思春期にそういう出会いに恵まれ

現在、ピアノを続けているとも言えるから・・


わが母も(父もだな)ああちゃんと同じように

私を理解し守ってくれた。

(ぐれていたわけではなく、

ピアノを継続する上でいろいろ迷惑を

特にこの頃、両親にかけた)


いろいろ苦い思い出がこの時期は多いので

あまり今でも思い出したくもないけど。。



少し、自分と照らし合わせながら読み

目頭に熱いものがこみ上げた。


小さなお子さんや思春期のお子さんをお持ちの方

部下をお持ちの管理職の方等

まだお読みでない方はぜひお読みくださいませ。


お子さんや部下を急激に伸ばせる

心理学テクニック&学習メソッド等満載で

とても参考になります。


家族というのも、よいことばかりではありません。

客観的に今回、読ませていただくことで

お互いが成長、歩み寄る

そんな実践の場をこの世に生を受けた時

自分では選択できない「家族」という場所を

与えられてるのかもしれませんね。


こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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