ドイツ語シャワーを数日間浴びながら感じたこと

ここ数日間、ドイツ語シャワーを浴びておりました。

ドイツ人ジャーナリストの友人が取材も兼ねて来日していたため。

広島へは何度も来ていますが、奈良へ同行して欲しいとのことで

通訳も兼ねて。。

(脳がヒリヒリ 笑)

奈良はしばらくぶりかな・・

法隆寺。

中門、お化粧直ししていました。



興福寺、こちらはお色直ししたばかりで

本当にため息が出るほど美しかった。

献劇が俳優さんたちによってされていました。

チケット持っている方のみ観れたみたい。


友人が気に入ったのはこの八角堂。

朱色、流線、全てが美しく素晴らしいと

見惚れておりました。



春日大社の回廊。

雅です。。


東大寺、ちょうど秋の行事がされていて

普段観れない光景に出合わせていただき感謝。

そのほか、取材もいたしました。


さて、食事の時や移動中、話に出るのは

教育のこと、経済、政治、日独の違いなど・・

教育に関しては小学校4年間の成績で

わずか10歳にて進む道が決まってしまう。

それに関してそんなものだと受け入れているというか

世襲制にはならない制度だけど問題はやはりありますね。

例えば、開業医が代々続くというのもほぼないそう。

(開業医は定員制)

教育システムはこちらが参考になるかと思うので興味のある方はどうぞ。


大学はほぼ国立なので税金を無駄使いできないことの

表れでもあるのでしょう。。


日本のように塾が必要ないのはこういうシステムからなのです。

質実剛健な民族性とも言えるんだよね。。

彼女に言わせば、日本のように中学受験で

10歳頃の子が夜遅くまで学校後にまたまた勉強するのは

なんとも奇異に映るらしい。。


まだまだ旧西ドイツ側が復興税で東を支援している現実。


そのほか、ここには書かない(書けない?)濃い話も。

話題の尽きぬことのない数日間でした。


日本はどの都市に行っても日曜日にお店が開いている。

これはやはりびっくりするようです。

ドイツは宗教にのっとってお休み。

飲食店、ガソリンスタンドくらいかな。

あの大都市、ベルリンでさえデパートもお休み。

なのでその時間、家族で過ごしたり、友人や家族で

招いたり招かれたりします。


教会に行く人もいるけど、若い人は少なくなりつつある。


また月々、教会税というのが収入に応じて

オートマティックに引かれているらしい。

脱会すれば引かれなくなるらしいけど。

いくら引かれているというのは、はっきりわからないようですね。


世代の違う彼女ともウンジュウ年の付き合いになりつつありますが

日本へ来るたび日本は素晴らしいと感動しています。

なので飛行機は必ず日本の会社。

理由はドイツの会社より信用できるから。

(ストライキがあるとドイツはアウトなのよね)


みんな笑顔で優しくて街も綺麗で治安もいい。

電車はぴったりの時間に来て、マークのところで待っていたら

ぴったりそこで止まる。

みんなきちんと整列して待っている。

フクシマの件も、広島がこれだけ復興してるんだから

必ず困難を打破するに違いないと言います。

多くのドイツ人はそう思っているらしい。


これだけ信用のある日本人、

先人の方々のお陰でしょう。。。


ドイツでも日本の皇室の世代交代、

とても関心が高いようです。

また別件のプリンセスの件もびっくりするくらい

詳しく知っていました。。


また、日本の報道とはドイツに関してちょっと

違うところもあり。

自分で確かめてナンボだなあって。


ありがたいドイツ語シャワーの時間でございました^^

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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