ショパン、リストに一目置かれていた女性作曲家 〜ポリーヌ・ヴィアルド=ガレシア〜



先日、「ボストン美術館 パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」へ。

マネ、ドガ、ルノアールなどの印象派の巨匠たちが

目にしたパリジェンヌの日常を描いている。

エドゥアール・マネ《街の歌い手》1862年頃 

Bequest of Sarah Choate Sears in memory of her husband, Joshua Montgomery Sears 66.304 Photograph©Museum of Fine Arts, Boston


女性がまだまだ芸術の分野で職業として

認められることが難しい時代、ショパンやリストなどに

一目置かれていた女性作曲家、

「ポリーヌ・ヴィアルド=ガレシア」

彼らのパートナーを見ても、詩人などでご活躍。

女性の才能ある人を

リスペクトすることができた男性だったのでしょうね。


私は今回初めてこの方を知りました。

(一つ賢くなったな^^)



Pauline Viardot-Garcia :「Serenade」

ポリーヌ・ヴィアルド=ガレシア (1821ー1910)作曲

「セレナーデ」


このセレナーデを聴いてみると

力強くも女性らしい優雅さも感じますね。

哀愁帯びている出だしだけど、効果的な転調により

最後は昇華していくような。

なんだか女性だからという気負いを感じませんね^^

素敵です♪


いつの時代もファッションはその人の人生や

考え方、あり方などを反映されるのでしょう。


ヨーロッパって日本のように

世代で分けたファッション雑誌ってないんですね。

何歳だからこういうファッションっていう定義がない。

だけど、TPOはとてもわきまえている。

幼い頃から鍛えられる機会を持つようにされている気もします。


ドイツであまり学校の制服がないのは

あのナ◯スでユニフォームを着ることで

一体感があったとされるから。


年齢というより自分自身が似合うもの

もしくはアレンジして流行をうまく取り入れる。


ドイツ人に関して言うと

あまりファッションセンスがよいとはいえないかも。。。


コルセットや動きにくいドレスを観ると

今の時代に産まれてよかったわ〜〜って思ってしまう。

あんなものを着て日々過ごすとなると気が遠くなりそうだ・・・

そこでココ=シャネルが現れるわけだけど。。


ココ=シャネルの言っている

 “流行は変化していくもの。だけどスタイルは永遠”


いつの時代も進化し続けている。

だけど必ず変化しないものもある。


流行にただ流されるのではなく

自分のライフスタイル、心地よさ

それらはぶれずにいれば、今の時代と自分の関係も

ぶれることなく良好な関係でいけるんじゃないかなと。


年齢問わず、輝いていたいものです。。



こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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