【演奏動画 バッハ インヴェンション第7番】

バッハ インヴェンションシリーズ

今日は第7番 ホ短調をお届けします。


 J.S.BACH 

 NVENTION No,7 e-moll 

PIANO 

MIYUKI KODAMA 


 J.S.バッハ 

 インヴェンション第7番 ホ短調

 演奏 こだま美由希  



第7番

前奏曲のようなタイプの曲。

1小節目の中の

1、2拍目のMotiv、

3、4拍目の対位句

これらの動機を使い自由な感じで書かれている。

16分音符と付点のリズムを

巧みに合わせてあると言えよう。


大きくは3つに分けることができる。

最後の2小節はコーダ。




現在は英語読みのインヴェンションが知られている。

バッハは「インヴェンティオ」Inventioと書いていた。


バッハがインヴェンションを書き始めたのは1720年。

1723年の自筆楽譜(最終稿)の中には

「クラヴィーアの愛好家、とくにその学習者が、

2声部で明確に演奏することを学ぶだけでなく

さらに上達したのちにおいて、3声部においても

正しく優れた演奏ができるようになり、

それと同時に優れたインヴェンティオを得るだけでなく、

それを巧みに展開すること、

とくにカンタービレな奏法を身につけ

それとともに作曲のための予備的な知識を得るための

正確な方法を示すための入門書」

と書いている。


学ぶことで基礎を身につけ

そこから応用させる力、

歌心を身につけ、分析することで

曲の骨組みを知り作曲の予備知識を得るための

入門書。


なにをバッハさんは学んで欲しいのか

きっちり明確に書かれていますね!


こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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