【ソルフェージュ、聴音って必要なの?】

ピアノやヴァイオリンをやっていると

多くの先生はソルフェージュ、聴音を勧められると思う。




私も御多分に洩れず。


なぜか?


意外と始めてみればわかるけど

あんなに楽譜を毎日見ているのに

書けないんだよね・・


ト音記号はどこから出発だっけ?

音符の棒の長さは?

2分休符って黒い塊はわかるけど

どの線の上だっけ?


などなど。


リズムの書き方、音の高低、調性。。


ピアノを演奏するのにこんなに必要とは・・

と思われる親御さんもおられるだろう。。


ピアノのレッスンだけでも上達するんじゃないの?って。。


ピアノのレッスンの中にソルフェージュを入れることは

難しい。(始めから組んでいれば別だが)


じゃあ、お家でとなると

ワークブックは宿題としてできる。


だけど聴音やその他、

きちんと考えある下、こなしていくのが

身につくだろう。


どの世界もだけど、プロの人たちのやっていることって

難しそうに見えないよね?


とてもスムーズにされていて。。


そこには必ず隠れた鍛錬がある。


プロになるとかその道にいかないから

ソルフェージュをやらなくていいですか?


私の答えは NO!

(その道にいく人ほど高度なものをやることもないけど)


私のこれまでの大人のレッスン生を拝見しても

幼い頃していた人は、復活して戻りが早い。

理解力がやってなかった人より高く

当事者も人生の経験など含め、

幼い頃には理解できなかったことなど

違った楽しさ、充実度を感じているように

指導して思う。


親御さんが投資された時間、お謝礼などは

無駄ではなかったということではないでしょうか?


口々に大人になって復帰してから言うのは

「子供の頃、その道に進む進まないに関わらず、もっとやっておけばよかった」

「大人になってからだからこそなのか、子供の頃にはない楽しさがある」

「幼い頃習わせてくれた親に感謝!」

「音楽を通して、普段は出逢えない人と出逢え刺激があること」

「幼い子がドンドン成長して吸収していくのを見ると羨ましい」


これはどの人も共通していること。


ヴァイオリンの人なら音程が必ずよくなるし

ピアノの人も読譜力や暗譜、調性にもつよくなり

分析力も上がる。

アンサンブルのとき、音程に敏感な方がいいよね。


ピアノのレッスンでこれらを全て行うのは

やはり限度があるのだ。


ピアノのレッスンはレッスンで

やること一杯・・・


ソルフェージュが上達することで

ピアノがより一層理解できて

楽しくなることもありますね!

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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