【楽譜から見える世界はどんな世界?!】

楽譜、習い始めてくる日も来る日も見ているのに

いざ書こうとしたら書けないもの。


写譜の宿題を(時々 罰ゲーム?も含め)出すのだが

みんな意外と書けないことに自分自身びっくりする。


ただただ音を並べるために書いてあるのではない。

そこには見えることから見えないことまで

たくさんのメッセージが秘められている。


よく見ているようで意外と見ていない。




そして

すべてを作曲家が自分の内なる想い、学んできたことを

手書きで書いたことに尊敬の念が産まれる。


わたしの楽譜もかなり汚いのだが

当時私なりにその曲、作曲家に向き合った証でもある。


バッハは、本当に緻密でそれでいて簡潔。


大曲もあるけど、レベルにより

なにを学んでほしいかが的確かつ明確。


今は、PCの発達により手書きをする機会が

普段の生活でも以前より少ない。


便利なことはもちろん取り入れる。


だけど本当にそのものの真髄を学びたい、知りたければ

手書きが一番!


楽譜って作曲家と演奏家をつなぐ暗号みたいなもの。


楽譜の中になにが隠れているのかと思うと

やはりワクワクするし宝探しのようだ。


そういうことに没頭できた学生の頃が

今では懐かしいですね。。。

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

0コメント

  • 1000 / 1000