【スタインウェイ ミュンヘン演奏会】

学びの旅のメインイヴェント

スタインウェイ ミュンヘンの演奏会。



今回は、参加者の方からのご希望もあり私も数曲演奏させていただきました。

(自分たちが演奏するのも学び、先生の演奏を聴くのも学びと)


あくまで今回は

前半参加者の方のプログラム、後半私のプログラムという形式で。


皆さんそれぞれが主役なので、素敵なドレスでよろしくお願いします〜〜!

とお願いしていたら、皆様、申し合わせたかのように黒。

私一人真っ赤っか、、、

皆さん、謙虚にフォーマルにという感じでした。

でも冬の黒のベルベット生地は、写真より実際はゴージャスですね^^

私も黒のベルベットと悩んで

やっぱり気持ち的に赤かな??と、持って行きました。



今回は、リハーサルもお付き合いさせていただきました。



Chie.H

久石譲作曲  〜シータの決意〜



Erina.Y

植松伸夫作曲   〜ザナルカンドにて〜



Rie.H

ショパン作曲 〜アンダンテ コン グラン エスプレッシオーネ〜



Miyuki Kodama(こだま美由希)

シューマン=リスト編曲  〜献呈〜

ブラームス作曲      〜3つの間奏曲〜 Op,117

ドビュッシー作曲     〜喜びの島〜



なかなか今回のような状況で、自分も数曲演奏するのは

演奏のみに集中できないのでとても体力、脳みそがハードでしたが

何事も経験して無駄はないようです。


テクニック的にも音楽的にも異なる作曲家を

素晴らしいピアノ、ホールで音色をとても楽しめましたし

新たな学びがありました。

何と言っても繊細なpp(ピアニッシモ)が、

甘味な音色、深い音色など

これはメンテナンスもされ、素晴らしいピアノだからこそ

体験できるものですね。



ロビーには、本物のピアノの枠を使った本棚。

とってもおしゃれ♪

これ、お家に欲しい。。

いや、やっぱりその前にスタインウェイのピアノが欲しいわ〜〜。



こちらもロビーに飾ってある

スタインウェイアーティストだったルービンシュタインのお写真の数々。



〜ルービンシュタインに直筆とお写真〜


ハンブルクスタインウェイ、古い友人、新しい友人、崇拝者へ。

30、9、1963

Arthur Rubinstein



展示場の奥に厳重に置いてありました、黒い真珠たち。

威厳に満ちた伝統を感じます。。。




全て終えて建物の入り口で。

やはり世界中の音楽家、愛好家が魅了されることが

改めてわかる気がします。

無事終えて、かなり安堵の表情。。



駐車場入り口に素敵な看板!


今回、皆さんの感想を聞くと

こういう機会でもないと海外で演奏するということは

まったくなかったと思うと。

(多くのプロでも頻繁に機会がある人は少数ですよね。。)


こういうチャンスはプロとかアマとかではなく

ピアノを学んでる人は経験することで、

ピアノへの接し方、学び方、考え方

芸術への理解、伝統、多くのことを肌で感じ

言葉では簡単には言い表せないものGIFTだとも。


そう、

目に見えないもの、想い出

本当はこういう事柄に多くのことが潜んでいて

あとはその人が繊細に感じ取れるか取れないか・・


同じ経験をしても後々活かせる人とそうでない人は

ここに大きな差があるように思う。


多くのことが便利になり、

小学入学くらいから見える結果で多くが判断される現代人。

そこへ執着していれば、見えないことへの繊細さ、鋭さは

養われにくい。


繊細というと、日本ではネガティブな感じもあるけど

繊細であることは時に尊いことでもあると私は感じている。


この辺りはまた改めて書こうと思っています。

長くなりそうなので・・・



気候でこんなに音の鳴りが違うのかと

とても皆さん、実感されていました。

レッスン生は、レッスンで言われることが結びついたりと

レッスンを受けて参加したからさらに充実した気がすると。

これは嬉しかったですね^^



参加者の方も、私の広島&東京教室など

場所もさまざまで今回のご縁で皆さん出逢われたのですが

同じ目的があるので、本番当日までには打ち解け

当日は励ましあったり、助けたりと

とてもよい緊張感がありつつも温かい演奏会になりました。


すでにまた機会があればさらに腕をあげて参加したいというツワモノも!!

まだまだということが、改めてわかったとか。。


精神的にも技術的にも一回り大きくなった証かな。


人生は、様々な経験からこうして

少しづつ少しづつ成長する。


産業的工業的には大きく変化している我々人間社会。

しかし

精神面はなかなか劇的に成長というのはないのだと。


世の中ですごい!!って言われる人も

これをコツコツされてるから

(多分多くの人が気づかないふりをするか、諦めるか)

すごい人!!!になられてるんですね、きっと。。


長くなりましたが、ミュンヘン演奏会のご報告でした♪









こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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