「花の下にて散る」作曲 日吉真澄/ピアノ こだま美由希/ 花の下にて春死なん 如月の望月の頃/西行

「花の下にて散る」

作曲 日吉真澄/ピアノ こだま美由希/ 

花の下にて春死なん 如月の望月の頃/西行


西行は本当に桜咲く満月の日に

亡くなったそうなんですね。


生前、出家前には身分高き年上の女性に失恋し、

その想いを胸に出家して その面影を桜に重ねて

短歌を多数残して生きたという・・・ 

感じ入るものがあって友人の日吉真澄さんが作曲。


そして

この曲を演奏させていただく

機会をいただきました!



北面の武士っていう朝廷を警備する

エリート部署みたいのが当時あって、そこで

平清盛様と同期で親友だったらしいですね。


17歳年上の待賢門院璋子

(たいけんもんいんたまこ 1101~1145没)に

片想いして、一度だけ想いが通じたんだけどフラれ、


その苦しさからエリート職を捨てて出家して、

桜の美しい吉野山に庵を構えて

多数の優れた和歌を生み出して、

願った通り桜の頃に満月に日に散ったというお方。


すっごい美形だったらしいですよ!


NHKの大河では藤木直人さんが演じておられました。

(ナットクしてしまいますが 笑)


静けさの中に宿る情熱

儚くも美しい・・


いや、儚いから美しいのか・・


日本人だからこそ紡ぎ出せるメロディ。。

ご堪能くださいね♪

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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