青春
先日、吹奏楽に情熱を傾けているHちゃんが夏の吹奏楽のコンクールのDVDを見せてくれた。
彼女の中学生活3年間は、吹奏楽で出会ったクラりネットに情熱をささげたと言っても過言あるまい。幼稚園児のころからピアノを指導しているが、決して自分を前面に出す子ではない。心優しく、人を思いやることのできる子だ。静かなる情熱、芯の強さ、粘り強さには天晴れである。この3年間で、ピアノのレッスンを休むことなく、吹奏楽の練習に朝練に朝早く家を飛び出し、受験に向けて塾にも通い、遊ぶ暇なく濃厚な3年間を過ごしたといえる。今も受験に備えつつもレッスンには変わらず通い、12月のおさらい会にも参加する。10代は、本当に吸収力のすさまじい時である。こういう貴重なときに、何か、一生懸命に情熱を傾けることはきっとその後の人生も豊かに、また、壁にぶち当たったときも乗り越えられると確信する。コンクールの結果は、少々残念であったようだが、彼女が3年間で得たものは結果とは別にとても大きな財産であろう。おさらい会も中学生活の集大成としてダイナミックに演奏することを試みてほしい。受験生も踏ん張っています。他のレッスン生も、おさらい会に向けてコツコツ準備していこう!!!
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