【piano ma forte】
先日無事コンサートを終え
少し気分的にのんびりしております^^
先日のコンサートはホールではないので、
そこまでの響きは望めません。
しかし
肩肘張らないコンサートにはよいですね。
ドイツ時代の師匠から、どんなピアノでも
そのピアノの良さを最大限引き出す努力をすることをよく言われたものです。
ピアノもジャズの方が弾かれることが多いと
ピアノの年の取り方がちょっと違うんですね。
ジャズとクラシックの打鍵のタッチは違うので。。
ブラームスのような響きを
かなり重き置いた曲は
大きめのピアノがやはりさらに良さが出たかなと・・
ピアノの大きさやブランド、ホールなどで
そんなに違うもの?と思われるかもしれませんが
違うんです。
ピアノの元の名前は
ピアノフォルテ
それがピアノ のみになったんですね。
今回は、その「ピアノ」の響きの表現に
重きを置いてみました。
あのベートーヴェンも70%は ピアノ
あとの30%がフォルテ
そっと囁くような音のあとに
大胆に大きく表現する。
そうすることで、
幅広い表現が生まれることを
ベートーヴェンは計算していたものと
そういう中でベートーヴェンは、
力強い作曲家と言われてるわけです。
piano ma forte (ピアノ マ フォルテ)
ピアノで しかし 強く
pって弱くって訳されちゃいますが
響く音色のpは、フォルテを演奏するくらいの
コントロールを持って演奏することを求められる。
ただ、か弱く弾いている人が多いのも現実。
ピアノ(音量としての)は
クラシック音楽の醍醐味と言える気がしますね。
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