天才!成功する人々の法則

今日は書籍のご紹介。


天才!

成功する人々の法則

マルコム=グラッドウェル 著

勝間和代 訳

さて

「天才」と聞くと

皆様はどういうイメージだろうか?


●もともと素質に恵まれ

順風満帆に歩みを進めたひと。

●強運の持ち主。

●努力が開花した etc


様々なイメージをお持ちだと思う。


そして親御さんであれば

うちの子も天才だったら!!

なんて思われたことも

うっすらでもないだろうか?


この著書からもわかるのは

天才は勝手には生まれないということ。


「親御さんがお子さんの才能を見抜く」

「どんな壁も一緒に乗り越える覚悟」

(海のものとも山のものともわからなくてもだ)


「才能を伸ばしてくれる

 親以外の大人に出会うこと」


「時代と相性が良い」

これはビル・ゲイツや

スティーブ・ジョブズが良い例だ。


彼らは少し前でも後でも彼らにはならなかった。

神から選ばれていたとも言えるのかもしれない。


そのような

いろんなことが合間って

天才は生まれる。


そう、そこに没頭する

1万時間の法則も見逃せない!


ご本の中に

生まれる月により

初めから統計上、不利な場合もある。


サッカーなどは海外の9月始まりであれば

優秀なクラブチームで活躍する機会を

手にする確率が高いのは

9〜12月生まれが多い。


そう、8月であれば約1年の差がある。

身体の成長、理解力も一概には言えないが

やはり幼い頃は差があって当然ということ。


そこで幼い頃に

1軍の経験で自信をつけるのか

2軍の経験から自信をつける機会が遠のくのか・・


モーツァルトも天才と言われるが

彼の場合はやはり父親の覚悟が

並々ならなかったと言える。


ヨーロッパ中にモーツァルトという名を

轟かせるという野望を抱き

時には自分の作品をモーツァルト が

書いたとまで(いいか悪いかは別として)

言ってしまっている。


もちろん、モーツァルト君も

並の人の何百倍も練習したことだろう。

あらゆることを犠牲にして・・


このご本の興味深いところは

アジアの農耕民族の気質にも触れ

水田と数学の関係も書いてある。


これは言語によるところが

大きいと私も思う。


日本も生活は西洋文化になっているが

DNAの根本的なところは日本だ。


そこをなんでも欧米のやり方、マインドを

真似るのは生産的ではないと

私個人は思っている。


そして

人は環境に大きく左右されるということ。


なぜ日本の公立の学校が

世界で高い水準を保っているかもわかる。



話があちこちいってしまった。。



すべてが当てはまるとは

思わないが、

子育て真っ只中の方には

目を通していただきたい1冊である。





こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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