時代に先駆けた女性画家 平田玉蘊
平田玉蘊(1787〜1855)
江戸後期の画家。尾道に生まれ育った人。
頼山陽を愛した女流画家としても知られています。
(主に中国地方かもしれませんが・・)
頼山陽から公私ともに影響を受けたのだろうけど
動物の作品、特に鳥の作品は
伊藤若冲からの影響が大きく感じる。
女性ならではの柔らかさ、鋭さ・・
江戸後期にここまで画家として作品に専念する。
今でこそキャリアウーマンという言葉があるけど
当時、絵筆で生涯一人でキャリアを築く。。
とても信念のあった女性なんだろうなあ。
女性一人あの時代に生きていく・・
並大抵のことではありません。。。
よくビジネスで
「何をするのかではなく
誰とするのか」
と聞きます。
玉蘊さまも頼山陽と出会ったり(伴侶にはならなかったけど)
伊藤若冲さまから直接習わなかったけど
模写をし参考にすることで多くのことを得たことは確かですね。
作品からは気負いを感じない温かみも感じるものでした。
尾道の画家で「小林和作」さまという方が
私の中では若い頃から大好きな画家なのですが
玉蘊さまも大好きになりました^^
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