時代に先駆けた女性画家 平田玉蘊

平田玉蘊(1787〜1855)

江戸後期の画家。尾道に生まれ育った人。

頼山陽を愛した女流画家としても知られています。

(主に中国地方かもしれませんが・・)


頼山陽から公私ともに影響を受けたのだろうけど

動物の作品、特に鳥の作品は

伊藤若冲からの影響が大きく感じる。


女性ならではの柔らかさ、鋭さ・・


江戸後期にここまで画家として作品に専念する。

今でこそキャリアウーマンという言葉があるけど

当時、絵筆で生涯一人でキャリアを築く。。

とても信念のあった女性なんだろうなあ。

女性一人あの時代に生きていく・・

並大抵のことではありません。。。


よくビジネスで

「何をするのかではなく

 誰とするのか」

と聞きます。


玉蘊さまも頼山陽と出会ったり(伴侶にはならなかったけど)

伊藤若冲さまから直接習わなかったけど

模写をし参考にすることで多くのことを得たことは確かですね。


作品からは気負いを感じない温かみも感じるものでした。


尾道の画家で「小林和作」さまという方が

私の中では若い頃から大好きな画家なのですが

玉蘊さまも大好きになりました^^




こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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