【伴奏は縁の下の力持ちだよ!】

伴奏って聞くとどうだろう。。

地味とか退屈とか、、、

練習もどちらかというと耳馴染むメロディばかりを

さらってしまわないだろうか・・


以上の楽譜はツェルニーだけど

右のメロディよりせわしなく動く感じがするよね。

しかも重音。


これをメロディをフルートが奏でて

伴奏をピアノとしてみよう。


ピアノの伴奏がフルートの息遣いに耳も傾けず

ただただ8分音符を刻んでしまうとどうだろう?


フルートの人は吹きにくくてしかたない。


上手な単線楽器の人は、伴奏のハーモニー(和声感)を

非常によく理解してその上にのっけて奏でていく。


だから伴奏者も伴奏の和声を理解し

メロディーのフレージング、アーティキュレーションなどを

理解してかなでる必要があるんだね。


ソロの時はそれを一人二役こなす必要がある。


伴奏の和声の響きをまず耳で味わい

伴奏の音形、リズムを理解し

メロディを歌いながら自分で伴奏してみるといいですよ。


これはなかなかスムーズに最初からは難しいから。


勉強だと思うと

「はあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・」

ってため息が出るけど


発見していくんだという

宝探しのごとく、ゲームのような感覚で

楽譜、音符、響き、和声に見えない隠されたものを

探す感覚で練習してみよう!


そこで発見したものは必ず身になっているからね!!

こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、広島交響楽団と共演等。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト&指導者。 英才教育の一環として子供にピアノや絶対音感を活かせるジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を学び人生が彩豊かになる道をレクチャーしています。テクニック・こころ・思考力の3つの法則が柱。

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