【4線譜の楽譜って見たことあるかな?】

4線譜の楽譜って見たことあるかな?

今日は、グレゴリオ聖歌「Ave Maria」(交唱)の

4線譜の楽譜を見てみよう。

4線譜のうえに音符が四角だね。

注)Ave Maria=しあわせなかたマリア という意味

拍子の指定は見当たらないね。

さて4線譜の「Ave Maria」ってどんな感じなんだろう?

ちょっと聴いてみよう!

どうでしょう?

ちょっと神聖な気分になりませんか?

5線譜より少し感覚的に音を読むことが必要かな。


西洋音楽もこうして進歩、進化してきたんですね。

ピアノという楽器も同じく。。


日本は、すでに西洋音楽が出来上がったものを

輸入した感じなので日々、変化、進化するという経験がない。

だけどヨーロッパの人たちは、日々変わる、変化することに

あまり抵抗のない民族といえるかも。

そのお国の伝統を守るということにおいては

保守的な面もありますけどね。

なにか作り上げていくということにおいては

妥協なく変化を恐れないところがあると言える気がします。

農耕民族と狩猟民族の遺伝子の差もあると思いますが。。


バッハがピアノを学んでいると一番古いくらいだけど

その前の純正律があって、平均律がある。

平均律の音階ってきれいに聴こえるけど

本当はさほどきれいとは言えなかった。


ここ、ピンとこないよね?

我々、平均律に慣れちゃってるから。


純正律には緊張感がなく

平均律はその汚さ?があるから緊張感がある。


音楽に緊張感が出せるということは

バッハの頃はすごいことだったんですね。


レッスンでもこの辺りを説明していますが

幼い人は「ふ〜〜〜ん」 くらいに感じていてくれたらいいですよ。


小学高学年くらいになると、そのあたりもすこ〜〜し

頭に入れて楽譜を読み演奏していくと

いかに当時、バッハの作品が革新的だったかわかるんじゃないかな。






こだま美優希ピアノアカデミア・広島市中区

広島市中区の「こだま美優希ピアノアカデミア」では、 基礎を大切にしながら絶対音感を養うジュニアクラス、 初心者の大人も安心して学べる趣味レッスン、 音楽のある豊かな時間をお届けしています。 レッスンの柱は 「テクニック・こころ・思考力」 心を育み、考える力を養い、自分らしい表現を大切にする指導を行っています。 音楽を通じて新しい一歩を望む方とのご縁を、心より楽しみにしています。

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